楽器(ベース)

5弦ベース(多弦)ベースのメリットとデメリット

「ここ最近、5弦ベースを弾いているアーティストが増えて来たけど、何でわざわざ5弦にするんだろう?4弦じゃダメなの?」

なんて思っている人も多いのではないでしょうか。

事実、僕がベースを教えている生徒さんの中にも同じ疑問をしてくる人が多いです。

そこで、この記事では5弦ベースを弾くメリットとデメリットをお伝えして行きます。

5弦ベースのメリットとデメリットを知って、弾いてみたい!と思ったら楽器屋さんに行って試奏してみて下さい。

5弦ベースのメリットとデメリット

という事で、5弦ベースのメリットとデメリットを順番にお伝えして行きます。

5弦ベースのメリット

5弦ベースのメリットは下記の通りです。

  1. 使える音が増える
  2. 運指が楽
  3. 5弦ベースを使っている曲のコピーがやりやすい

 

使える音が増える

弦が1本増えるので、単純に使える音が増えます。

例えば、5弦解放(どこも抑えずに5弦を弾いた)の音は低いシの音(ローB)になります。

この音は4弦ベースでは出せない音です。

 

ちなみに、5弦と4弦で音域が被っている部分もあります。

(っていうか、5弦解放~4フレットまでの5音以外は音域が被っているのですが…)

例えば、4弦の開放のEと5弦の5フレットのEは同じ音なんですよね。

同じ音ではあるのですが、5弦の方がより重厚感のある音になります。

 

運指が楽

先ほどもお伝えしましたが、5弦ベースと4弦ベースで音域が被っている部分が沢山あります。

という事は、単純に同じ音が出せる場所が増えるという事になります。

同じ音が出せる音が増えると、主に縦の移動の運指が楽になるんですよね。

 

5弦ベースを使っている曲のコピーがやりやすい

最近は5弦ベースを使うアーティストも増えて来ました。

5弦ベースを使っている曲を4弦ベースでコピーするのは中々手間がかかります。

5弦で出している音を4弦の範囲内で変換しないといけませんからね。

しかし、5弦ベースを使えば譜面そのまま弾けば良いのでコピーが簡単です。

 

5弦ベースのデメリット

5弦ベースのデメリットは下記の通りです。

  1. 重たい
  2. ミュートの難易度が上がる
  3. スラップがやりずらい
  4. 値段が高くなりがち

 

重たい

5弦ベースは4弦ベースよりも重たくなる傾向にあります。

 

5弦ベースの5弦はかなり太目なので、張るとベース本体にかかる負荷が大きくなります。

その分、ドッシリとした作りにしないとベースとして機能しなくなってしまいますし、そうしないと5弦が「上手く鳴らない」なんて事にもなります。

で、ドッシリとした作りにすると、どうしても重たくなってしまうんですよね。

 

ベース本体が重たいと、演奏する時に腰に来ます(笑)

なので、重たいというのは割と大きなデメリットかなと思います。

 

ミュートの難易度が上がる

ベースって、弾いていない弦は軽く指で触れて音が出ないようにしています。

これをミュートと言います。

5弦ベースの場合、弦が1本増えますから、ミュートする弦も当然1本増える事になります。

すると、少しミュート(演奏)の難易度が上がります。

 

スラップがやりづらい

スラップとは、親指で弦を叩いたり、人差し指で弦を引っ張ったりする演奏方法です。

スラップ奏法が分かりやすい動画を貼付けておきますね。

5弦ベースは、4弦ベースと比べて、弦と弦の幅が狭いので、親指を弦に当てるのが難しいです。

また、弦と弦の幅が狭いと人差し指を引っ張りたい弦の下に潜らせるのも少し難しくなります。

まぁ、慣れてしまえば問題ないのでしょうけどね。

 

値段が高くなりがち

5弦ベースは量産体制が整っていないため、どうしても値段が高くなりがちです。

また、太い弦が1本追加されることにより、弦の値段も高くなります。

そういう意味で、値段が高くなりますね。

created by Rinker
D'Addario(ダダリオ)
¥2,364
(2020/06/07 12:02:36時点 Amazon調べ-詳細)

 

5弦ベースのメリットデメリットまとめ

ここまでは、5弦ベースのメリットとデメリットをお伝えして来ました。

まとめると下記の通りです。

◇メリット◇

  1. 使える音が増える
  2. 運指が楽
  3. 5弦ベースを使っている曲のコピーがやりやすい

◇デメリット◇

  1. 重たい
  2. ミュートの難易度が上がる
  3. スラップがやりずらい
  4. 値段が高くなりがち

5弦ベースに興味を持ったら実際に弾いてみて下さい。